対談

研修を受けて 人生がプラスに変わった! と感じてくれるのが一番嬉しい──白井自由さん

研修を受けて 人生がプラスに変わった! と感じてくれるのが一番嬉しい──白井自由さん

2021.10.15

子ども達の未来を良くしていきたい

編集長: 保育士向けの研修の講師を始めたきっかけを教えてください。

白井: 社会に出てからトップセールスになって、人財育成や毎日 “コミュニケーション” の研究をずっとしていたのですが、これだけ極めたからには “このチカラを何に使おうか?” と考えて、元々 “子ども達の未来を自分で創って良くしていきたい” という気持ちがすごく強かったので、まず保育業界に来ました。

編集長: 僕が保育園を作った想いと似ているかもしれません。次の世代、子ども達の未来のためにというところが。

白井: そうなんですね! 僕はそこから保育園の経営を10年程して、その中で自社の社員に研修をしたり、コンサルタントとして全国の色いろな保育園で研修をしたりもして、そこから “もっと多くの保育者に研修をしたいな” と思って、保育業界を本当に良くしようと保育士の研修の講師になりました。

編集長: 自社の園でも研修をされていたんですね?

白井: はい。社員が何百人になっても全員にしていました。保育業界に来た時、保育士は環境的に知らない、分からないだけというのがあると思いました。教える程すごく吸収して成長して行きましたし、僕は保育園は数の前に質が絶対に大切だと考えていたので、育成に力を入れて自分で研修をしましたね。

編集長: 保育士の教育、質の向上に力を入れたいということでしょうか?

白井: そうです。マナーとか教育がまず必要というのはすごく感じましたし、 “コミュニケーションスキル” の育成・向上を目指して、楽しみながら、笑いながら、一生懸命、まじめに自分と向き合って成長できる研修に徐々に調整していきました。

真面目に楽しく、実際に体感する研修

研修風景

編集長: 今はどんな研修をされているのですか? よくある保育士向けの研修だと、座学が多いと思いますが。

白井: 今は集大成として『思いやり研修』と『人生で一度は受けた方が良いコミュニケーション研修』の2つをしています。通常の座学研修との大きな違いは、全員とコミュニケーションをしながら進めることですね。
思いやり研修は “心の矢印” を相手に向けることや、自分や人を思いやることを言語化した研修で、承認の基に一斉コーチングで行うので、それぞれが自分にとっての気付きと学びから成長ができる研修です。「ありがたい研修」と言われます(笑)。
コミュニケーション研修は、楽しくワークをしながら承認、共感、傾聴のスキルを本質的に身に付ける研修です。僕は心理を含めた行動原理、何が欲求で何を感じて思って考えたのかを実践の中で理解していったので、本質の中に心理の学びもあります。

編集長: ありきたりのスキルを身に付けるというものではなく、白井さんの研修はこれからの人間に必要なコミュニケーション力や人間力を磨くといった研修ということですよね?

白井: 保育者にとって一番大切なものも “人間力” だと思いますので。

編集長: 例えばどんなワークをするのですか?

白井: 3,000個あるのですが……例えばあるお題に賛成と反対に分かれてディベートをします。時間がきたら立場を入れ替えてまたディベートします。AI 化に賛成/反対? などです。それぞれ意見を言い合うのですが、双方とも頑なに相手の否定をするんです。

編集長: けっこうリアルな状況ですね……。

白井: そうなんです。これは、相手を言いくるめる、言い負かすというのは否定が前提なので、実際にやってみることで、偏った思考ってこんなにも相手を受け入れないんだなということがよくわかるんですね。共感や肯定をする意識がどれだけ大事なのかを感じることができた上で、では共感はどうやっ てやるか、というスキルを伝えます。

編集長: 今の時代にそのワークは重要! 保育士は専門職で、自分の経験則に自信があると思うんです。でも、保育も時代と共に変わるから、ぶつかり合いは出てきてしまう。それらを体験するというのはいいですね。

白井: 本質的ですし、楽しみながら体験をすることで共通の理解ができて、「気づく」「改善する」ができるようになるんです。体感して、コミュニケーション、思いやりの本質を掴んでほしい!

編集長: 面白いですね。

白井: 楽しいですよ。皆がよく言うのは「研修で寝なかったのは初めてです」とか(笑)。「今まで受けた研修とは全然違いました」って感じが多いですね。

研修を受けることで人生が豊かに

対談風景

編集長: 保育園の悩みにはどんなものがありますか?

白井: もっとチームワークを上げて成長したいとか、反対に人間関係が上手くいっていないこともありますよね。基本的には全て、コミュニケーションが根本にあるんじゃないですか? もっと良くしたいというプラスの課題もあれば、良くしなければという問題もあります。心の矢印が自分に向いて いると問題が起こりやすい。

編集長: それには『思いやり研修』ですね。研修は本部にもするんですか? 本部と現場で温度差があるというのはよく聞きますが。

白井: そうですね。一緒に研修したり、本部には採用や育成の研修も行います。採用面接で傾聴や心情理解ができてなかったりすると、選ばれないですから。コミュニケーションのことなら百戦錬磨なので、力になれればどんな研修でもやります。

編集長: 実際に研修している園ではどんな変化がありますか?

白井: 様ざまありますが、職員がよく考える様になったり皆が自分から成長をしますね。自分の意見を言える様になった、周りの意見も聴ける様になった、子ども、保護者、仲間に承認ができる様になったなど。本当の意味で自信が付くので、園全体が楽しそうな雰囲気になりますね。
あとは、僕の研修を受けてコミュニケーションが楽しくなりました! という感想の人もいれば、幸せになったとか、闇から抜けたとか、誰にも貰ったことのない愛情を貰いましたとか、見えないものを感じる人もいます。

編集長: 保育環境や職場環境が良くなるだけではなく、プライベートでも効果が出てくる……人生そのものを豊かにするってすごいです。

白井: 僕とのコミュニケーションで、愛情や心、そういう想いを感じてほしいんです。研修を受けて人生がプラスに変わった! と感じてくれるのが一番嬉しいですね。

編集長: それで人気研修なんですね。最後に、読者の方にメッセージをお願いします。

白井: 保育士は本当に素晴らしい仕事です。子ども達にとって本当に大切な存在だからこそ、 “保育士自身が輝くことが一番大事” ということは皆さんわかっていると思います。ですが経営者も学校も保育士も、目の前の問題に目が行きがちだと思います。ただ、これからは本当に変わっていかないといけません。保育者やこれから保育士になる人達にとって “一番大切なもの” は何か? ということを真剣に考えて、そこに助けが必要なのであれば、僕が力になります!

白井自由(しらい じゆう)

白井自由

経歴

一万人超の保育者に少人数制の研修を行なってきた『思いやり研修』『人生で一度は受けた方が良いコミュニケーション研修』の講師。熟考した思考と心と行動力を兼ね備え心の矢印を向け圧倒的結果を出すトップセールスや人財育成を経て、全国120法人の保育園の支援や自社経営で29施設まで会社を成長させた後、子ども達の未来を創り保育者の力になるため保育者専任の研修講師になる。世界に向け現在は全国に活動中!

研修等のお問い合わせ:info@nichihoren.jp
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白井自由
思いやり研修

白井自由
日本保育連絡協議会