保育園訪問

真の人間教育──ポピンズナーサリースクール広尾

真の人間教育──ポピンズナーサリースクール広尾

2013.10.15

保育士の質の向上のためにしていることはありますか?

施設管理者:武藤 綾さん
施設管理者:武藤 綾さん

職員のレベルに合わせた集中的な研修を行っています。ナーサリーでの研修はもちろんですが、昨年、長野県蓼科に研修センターを開設しました。そこで泊りがけで研修を行うことも多く、施設長やこれからのリーダーとなる職員の成長をサポートしています。
若い職員でも適性があり、本人のやる気もあり、周囲から信頼を得ていれば、サポートしながらマネジメント業務を任せてみます。もし失敗しても、経験をもう一度積むことでチャンスを多く設けるようにしています。
また、マネジメントよりも保育士としてスペシャリストになる道もあるので、自分のビジョンに沿ってスキルアップすることができます。
本人の意見とやる気を尊重し、チャンスがたくさんある職場になっています。

何か特徴的な研修はありますか?

プロのアナウンサーを講師として招き、スピーチ講座で指導していただく研修もあります。
弊社代表の中村は、元テレビ局のアナウンサーなので、言葉の美しさや正しい日本語で話すことを大切に思い「言葉遣い」や「保育士の伝える力の向上」のため、スピーチの研修に力を入れています。
周りの大人の話し方が、子ども達に与える影響はとても大きいです。職員が美しい日本語を話す環境をつくることで、子ども達がそれをキャッチし、正しい言葉遣いで美しい日本語を話すようになって欲しいです。

子ども達への保育園独自のカリキュラムはありますか?

保育の様子

「エデュケア」が特長的だと思います。「エデュケア」とは、EducationとCareを合わせた造語です。
保育園として朝から晩まで子ども達を見守るだけではなく、教育的な要素を取り入れて少しでも多くの個性を引き出そう、ニーズに合わせた教育を施していきたい、という思いが込められています。
カリキュラムの作成は、子ども達一人ひとりが、何を学び、どんなことに興味を示しているのか知った上で進めているので、子ども達への理解をより深めるためにドキュメンテ―ションという手法をとっています。この手法では子ども達の活動を可視化して、子ども達が何に興味を持ち、どんな学びがあったかを共有することを繰り返し、一人ひとりの子どもから関係性を見出し、カリキュラムのプランニングに活用しています。
そして、環境づくりもカリキュラムの一環として考えています。子ども達がつくった環境を生かせるようにしています。毎週、子ども達が花屋で選んだ花を生け花にし、飾っています。子どもの作品を積極的に飾り、子どもが環境をつくり上げるための工夫をしています。

エデュケアで意識していることはありますか?

保育園での生活の中で、子ども達がいかに主体であるかを大切にしています。
エデュケアを行う中で、保育士が作成したカリキュラムを進めていく際に子どもを主体とし、押しつけの教育とならないように気を付けています。
同時に子どもは社会で大人になっていくので、自分がコミュニティの一員であることや、自分の意見と相手の意見があり、それぞれが違っていることに気づいて学んで欲しいです。そして自分が認められることや様ざまな立場を経験することで、コミュニティの中での自分のあり方を理解して欲しいです。

カリキュラムで力を入れていることを教えてください。

多文化理解教育です。社会には日本人だけではなく、多様な文化を持つ人がいることを理解するために、毎週外国人講師に来ていただき、保育に関わっていただいています。異なる言語を話し、異なる目や肌の色の人がいることを知る機会をつくっています。
また、毎月ひとつの国について、どんな人や動物がいて、どんなお金を使っているのか資料を作り、子ども達に伝えています。給食も連動してその国の料理を味わってもらっています。

子ども達に、将来どんな大人になって欲しいですか?

子ども達それぞれが輝いていればいいと思いますね。
教育方針にもありますが、「寛容な人間」「聡明で愛情深い人間」「探究心の旺盛な人間」「グローバル社会で活躍できる人間」になることを願っています。
人格形成にかかわる大切な時期に、様ざまなことを吸収して欲しいです。

ポピンズナーサリーといったら?

真の人間教育ですね。コミュニティの一員として、という視点での教育に力を入れています。小さいけれども、一市民としての意識を持つことができるような教育と保育を心がけています。

 
保育士:土方 りささん
保育士:土方 りささん

ポピンズナーサリーを選んだ理由を教えてください。

ポピンズは、保育園事業だけでなく、介護サービスも行っています。人間の一生に寄り添って社会に貢献することを掲げていて、自分も保育士にとどまらず、そのほかのステージでも成長できると思いました。
また、アクティブラーニングスクールという、子ども達の感覚を刺激するようなプログラムを東京ミッドタウンで展開しているなど、保育士にとっても幅広い選択肢が用意されている会社だと思い、ポピンズナーサリーを選びました。

実際に働いてみて良かったこと、苦労したことはありますか?

保育は経験を積むことで成長する仕事だと思っています。最初の頃は、子ども達が自然とベテランの信頼できる先生の方へ行ったりするのを見て、自分が子ども達との信頼関係を築いていくことが大変だと感じました。
しかし、子ども達と日々一緒に過ごしていく中で、嬉しい体験や喜びを共有し、子ども達と信頼関係が生まれ、子ども達の成長を間近で見ていられるという点に嬉しさを感じています。

ポピンズナーサリースクールで働いてみて学んだことを教えてください。

言葉遣いを意識して保育することの大切さを感じ、以前よりも言葉遣いが丁寧になりました。
大人の言葉遣いは子どもにとても大きな影響を与えます。ポピンズナーサリーで働く前は、子ども達に「おいで~」と言っていましたが、今は「いらっしゃい」と言うように気を付けています。

未来の保育士にメッセージをお願いします。

いま保育の勉強をしている方の中には、保育士になりたい人、保育士という職を通して何かほかのことをしたいと思っている人、まだまだ明確な目標がない人、いろいろな方がいらっしゃると思います。
保育士になってどんなことがしたいか、保育士になったからこそできることなどのビジョンを大切に、目標に向かって日々努力をして一人ひとりが社会に貢献できるようになって欲しいです。
私もまだまだ2年目なので、目標に向かって日々勉強をしているところです。

ポピンズナーサリースクール広尾

ポピンズナーサリースクール広尾

住所

〒106-0047
東京都港区南麻布5-1-11 Qiz 広尾3F

最寄駅

東京メトロ日比谷線 広尾駅

開園時間

7:30-~20:30(延長保育あり)

連絡先

TEL:03-5475-2185 FAX:03-5475-2186
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