保育園訪問

創造力、非認知的能力をしっかり持って、世界のどこに行っても働ける、通用するような人間になってほしい──ミントリーフ・インターナショナル・プリスクール

創造力、非認知的能力をしっかり持って、世界のどこに行っても働ける、通用するような人間になってほしい──ミントリーフ・インターナショナル・プリスクール

2019.7.16

ミントリーフ・インターナショナル・プリスクールについて教えてください。

園長:森田 昭仁さん

ミントリーフは長野市で初のインターナショナルプリスクールで、2017年9月に認可外保育施設としてオープンしました。
インターナショナルスクールというと英語を勉強するというイメージが強いと思いますが、ミントリーフでは「英語を勉強する」のではなく、「英語で何かをやる」ということを大切にしています。子どもは言語に対して「何語」という概念がないので、そこを無理に勉強としてやっていくと、好き嫌いが出てきてしまいます。好きになれば良いですが、もし嫌いになってしまったら……長じても敬遠してしまい、言語習得のハードルが上がってしまうでしょう。英語はあくまでも先生とコミュニケーションを取るためのツールと位置づけ、たくさん使って、たくさん間違えて、日本語と英語を一緒に覚えていくという方向性でやっています。
また、弊社はゲストハウスを運営していて、海外の様ざまな方がいらっしゃるので、園児達は肌の色も、言葉も、文化も違う人とイベントを通して触れ合い、世の中には色いろな人がいて色いろな考えがあるということを体感できます。
もう一つ大事にしているのが、非認知的能力を伸ばすということです。非認知的能力というのは、人と関わる力、自分で考える力、努力する力、感情をコントロールする力など、テストの点数では計れない能力のことです。この非認知的能力を伸ばすために、レッジョ・エミリアという教育アプローチを採用しています。

レッジョ・エミリアとはどんな教育なのですか?

手作りのパペットで人形劇も行います★

レッジョ・エミリアは、100人いたら100通りの考えがあるというのが基本コンセプトです。固定のカリキュラムはなく、先生・園児・クラス・地域によってやることが全部変わってくるんです。一応、先生が「今月は恐竜についてプロジェクトをやりましょう」などの提案は用意するのですが、もし子どもが恐竜について興味がなく、他のことに興味があるのであればそちらに変わることも多々あります。また、先生が子どもの行動を観察し、それを取り上げて深掘りするということもあります。
子ども達が自発的に物事を考え検討し、成し遂げ、その結果を分析して……という、会社でのプロジェクトに近いかもしれませんね。先生と生徒という立ち位置ではなく、チームのリーダーが先生で、メンバーが園児という立ち位置で、同じ方向を向いて一緒にカリキュラムを作っていくのです。

先生の勉強や教育が難しいのではありませんか?

そうですね。アメリカでレッジョ・エミリアでの指導経験豊富な方がおり、現在月1回外国人講師や保育士に向けてトレーニングやセッションをしていただいております。来年4月からは弊社の専属になります。また、園長がアメリカのNY の幼稚園に長年勤務していて、そこではモンテッソーリ教育をやっていたんです。レッジョ・エミリアとモンテッソーリはけっこう似ているところがあるので、彼女の経験も入れながら、職員一同日々研けん鑽さんを積んでいます。

内装やおもちゃなどにも特色はあるのですか?

保育室の内装はアースカラーでまとめています。自然の持つ色というのは、人間が一番落ち着く色なんですね。レッジョ・エミリアでは、子どもが落ち着く空間の方が能力を発揮しやすいという考えから、アースカラーを提唱しています。それで、保育室はサンド(砂)カラーをメインに、一部モスグリーンを入れています。建具はダークブラウンで、全体的に木をイメージしています。

ミントリーフ・インターナショナル・プリスクール

おもちゃは、ミニカーのような既存のおもちゃもありますが、それよりも素材を多く用意しています。葉っぱ、発泡スチロール、ボタン、ひも、竹ひご。これの何が良いかというと、遊び方が無限に考えられるというところです。ミニカーだと車としてしか遊べないので、発想に限界があります。しかし、こういった素材だと、「これとこれを組み合わせたらタイヤになる」「その上に段ボールを乗せたら車になる」「葉っぱが羽みたいだから飛行機になる」などの創造、遊びがどんどん生まれるのです。
子どもは色いろな発想ができるので、こういった素材を使って創造力を伸ばしていきたいと考えています。

ここで育った子ども達に将来どのようになってほしいですか?

将来ロボット、AI が台頭してくるのは必然で、今人間がやっている仕事の8割はなくなると言われています。そうなった時、絶対的に必要になってくるのは、クリエイティブな部分を持った人間だと思うので、ミントリーフを出た子ども達には、創造力、非認知的能力をしっかり持って、世界のどこに行っても働ける、通用するような人間になってほしいと思います。ミントという草はとても生命力が強く、たくましく育ちます。その名に違わず、どんな場所でも活躍できる人間になってもらいたいです。

今後の展望を教えてください。

インターナショナルスクールはとても費用がかかり、ごく一部の富裕層のお子様しか通えないという現状がありました。しかしミントリーフは、通常の保育園と同等の金額で通えるインターナショナルスクールとしてオープンすることができました。いずれは全国展開をしていこうと考えています。そうすることによって、日本全国で、一般の家庭の子ども達が、非認知的能力を養いながら、英語で、物事を考えて覚えていける。これから国際社会がもっともっと身近になる中で、必要な能力を養っていけるような、そういう場所を全国に作っていきたいです。

ミントリーフ・インターナショナル・プリスクールといえば〇〇というと?

「未来」。これからの日本の未来を創る子ども達を育てる場所として考えています。

ミントリーフ・インターナショナル・プリスクール

ミントリーフ・インターナショナル・プリスクール

住所

〒224-0063
長野県長野市青木島1-20-7 長谷部ビル

アクセス

北陸新幹線 長野駅より車で12分
信越本線 川中島駅より車で7分

開園時間

月~土 8:00~19:00、延長 19:00~20:00

連絡先

TEL:026-285-9550
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