保育園訪問

能力開発・英語・プログラミングを通して不透明な時代を生き抜く力をつける場でありたい──HOPPA世田谷経堂

能力開発・英語・プログラミングを通して不透明な時代を生き抜く力をつける場でありたい──HOPPA世田谷経堂

2020.1.15

HOPPA世田谷経堂さんについて教えてください。

園長:奥川由紀さん

2011年3月に株式会社京進の塾部門から保育事業が立ち上がり、HOPPA世田谷経堂は2号園として2013年12月に開園しました。京進は学習塾を経営しているため、子ども達の学びの姿をずっと見て得てきたものを反映させる園を作りたいという想いがベースとしてあります。今まで培ってきた教育のノウハウを基に、未就学の段階で必要な力、学びに向かう土台形成という部分を提供できるというのは、保育園としてはなかなか珍しいコンセプトなのではないかと思います。
カリキュラムは大きく2つの柱があります。1つは能力開発レッスンです。小学校での教科学習の前段階として、言葉や数、形、数字など算数や国語の領域を学びます。もう1つは英語です。ネイティブの先生が常駐しており、カリキュラムの英語の時間はもちろん、それ以外のお散歩や給食、午睡の時でもネイティブの先生が一緒にいるので、自然に英語に親しむことができる環境になっています。

さらにプログラミング教育を導入されたそうですね。

プログラミングの授業中! どうやってお店までたどり着くかな?

能力開発と英語という2つの柱に加え、このプログラミング教育がもう1つのコンテンツになるだろうということを私達は体感しています。というのも、大学の入試改革であったり、小学校での英語の本格的導入、プログラミングの必修化などの教育の2020年問題があり、今までの「見える学力」だけでなく、コミュニケーション能力や、問題に対する対応力、論理的な思考力などの「見えない学力」の強化に大きく舵が切られているからです。
乳幼児期にプログラミングの環境を提供することが、私達の独自性になるだろうと考えています。現段階では、京都烏丸の1号園と、ここ世田谷経堂の園を“プレミアム園”と位置づけ、英語でプログラミングを行うというチャレンジをしています。英語と能力開発の時間は毎日ありますが、現在プログラミングは週1回ぐらいで様子を見ている状態です。どのような時間帯、頻度でやるのが子ども達にとって一番良いのかなどを観察しながら進めていき、2020年4月から本格的にプログラミング教育をご提供できるよう準備をしているところです。
プログラミングといっても特にPC やタブレットを使うというわけではなく、色いろなものの仕組みを知ること、順序があるということ、その順序を考えること、何かが上手くいかないならやり直す、といったことを学びます。「プログラミングの考え方」という基礎を学ぶ感じですね。
道具は市販の知育教材を使い、マニュアルやカリキュラムは私達スタッフが考え、子ども達の成長に合わせて提供しています。教えるのは、社内研修や専門家の講義を受け、プログラミングの知識やノウハウを体得した保育士です。専門家の方に来ていただくというやり方もありますが、やはり子ども達の毎日の姿をわかっている保育士だからこそできる関わり方があるので、保育士が教えるという形にしています。

先生方のプログラミング等の勉強以外に、保育の質の向上などの教育はどうしていますか?

会社から提供する職員研修と園内研修を行なっています。他に、自治体が主催のテーマ別の研修にも参加し、各種様ざまな学びの世界を提供するようにしていますね。
また、保育士にとって色いろな保育の知識を学ぶ機会は多いのですが、社会人に必要なスキルを習得する機会というのは存外少ないものです。ですから、保育士という仕事に特化するだけではなく、挨拶の仕方や席次などの社会人としてのマナー、一般教養、コミュニケーションスキルやクレーム対応などといったものも定着できるような研修を組み立てる工夫をしています。

ここで育った子ども達に将来どうなってほしいですか?

HOPPA世田谷経堂

生き生きとしながら生きる力や、不透明な時代を生き抜く力を発揮できるような、そんな子ども達になってほしいなと思っています。将来に必要な力をつける場でありたいというのが、私達が大切にしているコンセプトです。今、子ども達が体験をしている英語やプログラミングや知育学習も、今すぐ成果が出るというよりは、大きくなった時に何かのタイミングでふと出てくるものだと思うんですね。小さい頃から好きだったことが、実は将来の仕事に繋がっていたりとか、そういう一過性ではない、大事な種の部分を育てながら、一生に役立つような力を育んだり、将来の可能性を引き出すようなチャレンジをしています。

今後の展望を教えてください。

2013年からスタートして、おかげさまで定員いっぱい預けていただく園になったところです。教育に特化したプログラムの提供ができるという部分で、私達の保育に対する大きな期待をすごく感じています。
HOPPA 世田谷経堂は、インターナショナル園でもなければ、特に受験をするような園でもありません。しかし、基本的な保育というものを提供しながら、なおかつ付加価値をつけるような形で、子ども達に様ざまな体験を提供してきました。また、保育園の中でやるのはちょっと難しいかな、と言われるようなことにもチャレンジしてきたという自負もあります。
ちょうどプログラミングが軌道にのる形で、HOPPA が大切にしてきている3つの力──能力開発による学ぶ力、英語・コミュニケーションによる表現力、プログラミングによる人作りが完成すると思っています。これから先は難しい時代になっていくだろうと思うので、その点をブラッシュアップし、子ども達に必要な力、環境を総合的に提供することを目指していきたいです。

HOPPA世田谷経堂といえば○○というと?

教育的な環境提供ができるというところで、「教育」ですね。保育園以上のワクワク感があったり、可能性が追求できるような、そういう場所です。子ども達って本当に個々の性格、能力、成長がありますし、保護者の方も様ざまなご要望があるので、そういう意味で保育園の枠にとどまらないような、未来を見据えた環境提供ができるというのが自慢であり、この先も絶えず追及していきたいと考えています。

HOPPA世田谷経堂

HOPPA世田谷経堂

住所

〒156-0052
東京都世田谷区経堂5-38-23 ダイアカラービル4F

アクセス

小田急小田原線経堂駅より徒歩8分、千歳船橋駅より徒歩8分

開園時間

月~金 9:00~20:00(延長保育有り)

連絡先

TEL:03-5426-3157
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