保育園訪問

生まれてきてよかった”を育てる保育園──グローバルキッズ荏原町保育園

“生まれてきてよかった”を育てる保育園──グローバルキッズ荏原町保育園

2012.11.15

企業理念を教えてください。

人財開発部:古谷 敦さん
人財開発部:古谷 敦さん

「子どもたちの来来のために」です。これは従業員620名全員が働く目的でもありますね。 私たちは保育園を経営していますが、子どもたちの事を考えるなら、保育園って本当に必要なのかな?って思う事があります。
というのは、子どもたちは自分が預けられたくて、預けられている訳ではないからです。
もしも保護者が傍にいる事が出来れば、子どもたちは楽しい事や面白い事を直ぐに伝えられるし、苦しかったり辛かったりしたときはそれを直ぐに訴えることができる。
それは子どもたちにとって「いいこと」ですよね。けれど実際には、昼間子どもを預けざるをえない家庭がたくさんあるので、世の中から保育園がなくなることはまずありません。
ただ、保護者が傍にいない代わりに、私たちは子どもにとってどんな「いいこと」ができるのか、常に子どもを中心に置いて考えています。

35園を運営されていますが、園によってプログラムは違うのでしょうか?

男の子にも女の子にも人気のテーブル。日によって想像の世界が変わります。

行事の企画は各園の職員に任せています。商店街の中にある園だったらハ口ウィンをやったり、広いホールがある園だったらクリスマス会をやったり、立地に合わせた企画をしてもらっています。
私たちの株式会社は大所帯ということもあって、様ざまな経験をもった人が集まっています。その中で子どもたちにとって良い事をしようと考えたら、保育の世界の既成概念にとらわれない発想が浮かんできます。それを形にすると園毎のプログラムになってくるという訳です。

一番のこだわりはなんですか。

キッチンツールはホンモノ。実際の重さを感じる事も大切です。

輝いた大人を魅せていくことです。
私が子どもの頃はテレビをつければ王さんが活躍していたり、アン卜二オ猪木さんやジャイアント馬場さんが死闘を繰り広げていたり……かっこいい大人がいっぱいいました。
今はお笑い芸人ばかりテレビに出ていて、それはそれで楽しいとは思いますけど、子どもが憧れる大人は少ないんじゃないかなと思います。
「ああなりたい」「こうなりたい」というような、生きていく上での原動力を生み出すためには、輝いた大人が必要なんですよね。だから弊社の保育士は、信念を持った、面白くてかっこいい人ばかりですよ!

子どもたちにどんな人に育ってほしいと思いますか。

壁の木が雲に見えたり、魚に見えたり。

「豊かに生きる力」を育んでほしいと思っています。
「豊かに生きる」という言葉にはたくさんの意味が込められていますが、その一つは、子どもたちが成長していく中で「生まれてきてよかった」と感じられることだと考えています。
どんな困難があっても、その気持ちを持ち続けて乗り越えていってほしい。そのために、沢山の楽しい体験や達成感を味わう経験をさせ、充実した気持ちを子どもたちに感じてもらいたいですね。
これは学生さんに言われて気付いたことなのですが……夏のプール遊びの際に、「プール遊びは終わりにして次の遊びに行こうね~」と先生が言っても、この園では誰も「いやだ」と言わないんですよ。
何故かというと、プール遊びに満足できて、次の遊びも楽しいということを知っているからなんですよね。
これは他の遊びにも言えることで、どの遊びも「楽しかった」と満足ができ、「次の遊びも楽しい」と期待ができるんです。これが本当の充実だと思いますね。

保育園とは子どもたちにとってどういう場所だと思いますか。

人生の「滑走路」かなという気がします。
飛び立つところでもあり、帰ってくるところでもあり、この場所が基礎なんですよね。だからここで働く人は、常に管制官のように安全に飛び立つのを見守ってあげなければいけないし、帰ってきたときには迎え入れてあげたいですね。

 
園長:小松崎 珠美さん
園長:小松崎 珠美さん

保育をする上でグローバルキッズ荏原町保育園ならではの魅力はなんですか。

広い園舎が魅力ですね。子どもたちが家庭にいる雰囲気で過ごす事が出来る造りになっています。
ワンルームの中に0~3歳児がいる保育園よりも恵まれた環境ですね。
ただ、ツーフロア(2階、3階)という独特な造りになっているので、ワンフロアの保育園のように見渡す事が出来ません。
だから気をつけなければいけない事は多いけど、それが楽しさでもあり、19名の職員を信頼して任せています。
職員には子どもたち一人ひとりの個性を大事にするように話しています。
家庭環境も子どもたちの態度に表れるので、一人ひとりの家庭の事も把握しています。そして家庭で不足している部分は、保育園側で力バーします。
定員が何人であろうと、一人ひとりを見るという方針は変わりません。

ここに通っている子どもたちはみなさん元気ですよね。

防災ずきんは自分ですぐかぶれるように個人ロッカーに常においています。

おとなしくて、先生の話を聞く子は一般的にはいい子なんでしょうけど、私は「やりたいことをやる子」がいい子だと思いますね。小学校に入ったら45分間しっかり座るので、それまでは子どもたちの「やりたい」という気持ちを大事にしてあげたいです。
強く自分の気持ちを持てるようになってほしいんですよね。未来に希望を持って、くじけない子に育ってほしいです。
そのために0歳からの6年間愛情を注いでいます。
愛情がきちんと注がれていれば、心がバラバラになることはありません。
なので、遊びを決めるのも子どもたちですよ。私たちは選択肢を用意してあげるだけ。どの公園で遊ぶかも子どもたちに選んでもらっていますね。すごく考えてくれます。

人との関わりを重視し、チーム保育を取り入れているそうですね。

職種に関係なく、全ての職員が子どもたちとの関わりを十分持つようにしています。
調理師さんでも紙芝居を読んだり、運動会やクリスマス会などの行事に参加しますね。本部の方も一緒になって動いているので助けてもらっています。
チーム保育だといろいろな大人を子どもたちに見せられるんですよね。今の時代、外で遊ぶことも減ってきたし、関わりがすごく減っていると感じます。
今、力を入れているのは、地域の人たちとの関わりです。
例えば、図書館で読み聞かせをしているおばあちゃんに、保育園で本を読んでもらったり。
昔は一歩外に出ると色々な方がいました。その時と同じような環境を作ってあげる事が私たちの仕事かな。

保育園は子供にとってどういう場所だと思いますか。

単純な遊びも、みんなで転がしてダイナミックに遊べます。

本当に第二の家庭だと思いますね。
栄養のある食べ物をいっぱい食べて、たくさん遊んで、愛情をいっぱいもらって、それで 3月まで預かって一学年上へ行くってことの繰り返し。すごくシンプルです。
でも私たちの活動を見て、お母さんたちはすごく満足してくれます。毎朝「お願いします」と預けてくれて、お迎えのときには「ありがとうございました」と言ってくれます。
すごくシンプルですが、すごく嬉しい気持ちになれる仕事です。

グローバルキッズ荏原町保育園

グローバルキッズ荏原町保育園

住所

〒142-0053
東京都品川区中延5-2-1 荏原町駅前ビル2・3F

最寄駅

東急大井町線荏原町駅 徒歩2分

開園時間

月~土 7:30~20:30

連絡先

TEL:03-3788-0404
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