保育園訪問

こんなに働きやすい保育園があるんだって思ってもらえるような園や環境を作っていきたい──フェアリーランド横浜センター北園

こんなに働きやすい保育園があるんだって思ってもらえるような園や環境を作っていきたい──フェアリーランド横浜センター北園

2017.10.16

フェアリーランド横浜センター北園について教えてください。

社会保険労務士法人ワーク・イノベーション 代表社員:菊地加奈子さん

弊園は内閣府企業主導型保育園として、2017年9月1日にオープンしました。フェアリーランドは、職員の子どもを預かる場として開園してきましたが、働いているお母さんだけのものではなく、これから勉強したい人・仕事に出たい人など、様ざまな立場の方が利用できる保育園として運営しています。

カリキュラムや保育の方針はどうなっていますか?

食育にしても知育にしても「家の延長線上」というところを大事にしています。家ではやってあげたいけれども準備や後片付けが大変なことや、人数や時間によってなかなかできないことってありますね。絵の具を使った手形取りやボディペインティング、集団での遊びなど、そういった保育園ならではの工夫があり、かつ家庭的なものという線引きをして、園のカリキュラムに積極的に取り入れています。

内装のコンセプトを教えてください。

壁画には写真から取り込んだ自然の素材をモチーフに使用。港北ニュータウンの自然が園内にも広がっています。

近くを横浜市営地下鉄が通っているのですが、地下鉄といってもこの辺りは地上を走っていて駅間が緑道で繋がっているんですね。公園も多く緑豊かな環境です。ここは園庭がない狭い敷地なので、自然を少しでも表現できればと思い、自然を感じさせる壁画を作りました。この壁画は木の幹の一部や葉の部分、きのこの傘の部分などに本物の葉や花の写真を入れ込んでデザインし、港北ニュータウンの豊かな自然が園内に続き広がっている雰囲気になっています。

保育士のワークライフバランスのために行なっていることは何ですか?

私自身が社労士ということもあって、保育士の労務管理にはとても力を入れています。今までも社労士として数多くの保育園を見てきましたが、保育士が働く環境は本当に様ざまで、残念なことですが中には劣悪なところもありました。ですから、どんな保育士も安心して働ける環境にしようと、残業はさせない、きちんと休憩は取るといった基本的なところをまずは徹底しています。好きな時に休みが取れるので、病気はもちろん子どもの学校行事でも休めますし、有休取得率は100%です。
そのために少し多めに職員を配置し、シフトを組むようにしています。非正規の保育士が多いので、短時間勤務の人や週3・週4日勤務の人をうまく組み合わせて、いつでも休みが取れるという環境を実現させています。

非正規の保育士が多いというのはマイナスに捉えられがちですが、本当にそうでしょうか? 保育士経験は15年20年あるけれど、出産してまだ子どもが小さいので今は短時間でしか働けない、扶養の範囲内で働きたい、週3なら働ける、そういう方はたくさんいらっしゃると思うんですね。保育士は専門職ですし、今まで培った力を決められた時間の中で最大限発揮してもらえればいい。実際に弊社の非正規保育士はそういう様ざまな事情を持つベテランばかりです。『非正規=責任が軽い=不安』ではないと思いますし、短時間勤務でも主任職、ひいては園長だってできるような仕組みを設けています。

子連れ出勤ができるとのことですが、保育士のお母さんが自分の子を見るのですか?

はい。複数階の園だったら階を分けるということもできるのですが、ここは小規模なのでそういうわけにもいかず、担当の年齢を変えるということはありますが、基本的に母親の顔が見える保育になっています。
自分の子が特別扱いになってしまわないかという懸念があるかと思いますが、そんなことはありません。ずっと泣いてお母さんからなかなか離れられないという子もいますが、だいたい1か月ぐらいするとお母さんから離れ、誰が誰の子かわからないという、特別扱いも何もない状態になります。周りの保育士もうまく対応しますし、お母さんの保育士も気持ちを強く持ってきちんと切り替えると子どももわかってきて、逆に家でしっかり甘えられるようで、支障はありません。

ここで育った子ども達に将来どうなってほしいですか?

フェアリーランド横浜センター北園

フェアリーランドでは、みんなで子どもを育てるという環境ができているのがすごくいいなと思っています。お父さんお母さんだけでなく、色いろな人に愛情をかけてもらったという経験から、人とのコミュニケーションがきちんと取れる、色いろな人と関われる人になってほしいと思います。将来、道を切り開いていった時に、きちんと人間関係を築いて人に頼ったり助けたりしながら生きていける人になってほしいです。

今後の展望を教えてください。

「こんなに保育士ってすごいんだ!」と思ってもらえるぐらい、保育士の質を上げていくための援助をしていきたいと思っています。保育士の働き方ってこんなに変わってきているんだとか、こんなに働きやすい保育園があるんだって思ってもらえるような園や環境を作っていくことが今の私の想いです。

フェアリーランド横浜センター北園といえば○○というと?

「親子の繋がりが強い保育園」ですね。保育士の子連れ出勤OKというところ。そして、保育園というのは単に働いているから子どもを預ける場所ではなく、親子が育っていく場所でもあると思っているからです。フェアリーランドのコンセプトは「おとぎの国のような、子どもにとって最高の世界」。親にしても、子どもを最高の世界に連れて行った後、自分の時間に切り替え、仕事でも勉強でもステップアップするために時間を使ってほしい。切り替えることで繋がりが強くなり、それぞれ育っていく部分ってあると思うんです。フェアリーランドは親子が共に成長できる場所にしていきたいと思っています。

フェアリーランド横浜センター北園

フェアリーランド横浜センター北園

住所

〒224-0003
横浜市都筑区中川中央1-29-24 アビテノール3F

アクセス

横浜市営地下鉄 センター北駅より徒歩4分

開園時間

月~金 9:00~17:00(7:30~9:00、17:00~18:30対応可)

連絡先

TEL:045-509-1231 FAX:045-532-3863
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