保育園運営のヒント

社会保険労務士川﨑先生の保育園で役立つ園運営お役立ち情報──第33回 求職者が求人票でチェックしているポイント

社会保険労務士川﨑先生の保育園で役立つ園運営お役立ち情報──第33回 求職者が求人票でチェックしているポイント

2018.10.18

社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティング代表の川﨑潤一です。

前回は、スマートフォンの普及により求職者はスマートフォンを活用して仕事探しをしていることについて、考えてみました。
スマートフォンの普及により、紙での求人媒体からネットでの求人媒体での仕事探しへと移行しています。そして、indeed の登場により、ネット上の求人募集について横断的に検索できるようになりました。「認知」をしてもらうためには、ネット検索で見つけてもらえるようにすることが重要となっています。

さて、今回は「求職者が求人票でチェックしているポイント」ということを考えていきます。

求職者が求人票でチェックしている4つのポイント

求職者が重視している要素は、時代によって変わります。また、求職者個人ごとにも異なるため、「これが正解です」と断言できるものではないことをご理解いただいた上で、お読みください。

採用している企業(求人媒体の企業など)や、様々な団体などが求職者の意識調査を行なっています。そういった各社のデータを見ますと、求職者が仕事選びで重視していることが把握できます。

最近の傾向としては、下記の4つの要素について、重視して求人票を見ています。

  • 勤務条件
  • 社風
  • 福利厚生
  • スキルアップ

4つの要素の内容

具体的な内容とは、例えば下記のようなことを明確にし、求人票に記載があるかどうかです。

  1. 勤務条件とは、例えば下記のようなことです。
    • 残業時間数
    • 休日数
    • 給与
    • 通勤時間
  2. 社風とは、例えば下記のようなことです。
    • 職場の人間関係
    • 社内イベント(内容だけでなく、参加について強制か任意かも重要)
    • 同僚、上司の人間性・キャラクター、年齢、性別
    • ハラスメント
  3. 福利厚生とは、例えば下記のようなことです。
    • 社宅、寮が完備されている
    • 保育料について、手当で支援してくれる
    • 健康診断の受診を手配し、受診させてくれている。法定健診以上の健診もサポートしてくれる
    • 退職金、確定拠出型年金、労災の上乗せ補償などが整備されている
  4. スキルアップとは、例えば下記のようなことです。
    • 未経験からでもできる仕事である、仕事内容に対してどのように仕事を教えるのか明確である
    • 教育制度がある(外部研修の実施実績、階層別研修の対象や内容が明確)
    • 資格取得の支援がある(残業や休日の配慮等の時間的な融通がきく、金銭的な補助等)
    • 評価制度ある、専属の相談役をつける、定期面談を行う

ターゲットに合わせて自社の魅力をアピールする

上記の4つの要素は、自社の魅力・強みとなります。
今回の求人募集にあたって、どのような人物を採用したいのか、人物像を明確にします。その上で、そのターゲットに響く要素や内容は、現状の自社においてどのようなことがあるのか? ターゲットに合わせてわかりやすく記載します。

求職者が入社したいと思う企業とは、どのような企業でしょうか。例えば下記のような企業ではないでしょうか。

  • 常識的な労働時間
  • 人を育てる仕組みがある
  • 給料は高くなくても、社風がいい(社内の人間関係がよい)
  • 非金銭報酬がいろいろとある会社(例えば、認められている感、達成感を感じる)

ターゲットの年齢、性別、雇用形態に応じて、求めている要素やその内容は異なります。 求職者の立場となり、ターゲットに合わせて求人票を作成することで、興味を引く求人票となり、他社との差別化を図ることにも繋がります。

 

今回は以上です。
次回は、求人票の検索結果から詳細ページへ誘導するポイントについてお話しします。

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川﨑 潤一

川﨑 潤一

経歴

社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティング 代表
株式会社ヒューマンブレークスルー認定ESコンサルタント、全国社会保険調査対策協議会会員

財閥系子会社、医療事務・介護事業会社の人事として、採用・給与計算・労働保険手続きを担当し、2011年4月1日に社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティングを開業。

ハローワークにて「助成金支給申請アドバイザー」として、窓口で支給申請の受理手続き(約700件)、相談・アドバイス、不正受給防止のため事業所への実地調査を行った経験がある。
その勤務経験から、企業に対して現状と今後の展望をヒアリングした上で、最適な助成金の提案・手続きを行っている。

社会保険労務士として、労働社会保険手続き、助成金手続き、就業規則の作成・改定、給与計算、セミナー講師を行う。
その一方で、人事マンの経験を活かし人事コンサルタントとして、採用コンサルティング、従業員満足度(ES)調査・向上コンサルティング、マネジメント能力向上研修(マネージャーMQ)、社会保険調査対策、人事制度構築といった人事コンサルティングにも力を入れている。

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