保育園運営のヒント

社会保険労務士川﨑先生の保育園で役立つ園運営お役立ち情報──第31回 効率よく採用を行うためにはどのようにすればよいのか?

社会保険労務士川﨑先生の保育園で役立つ園運営お役立ち情報──第31回 効率よく採用を行うためにはどのようにすればよいのか?

2018.8.21

社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティング代表の川﨑潤一です。

前回は「採用で最も重要なこと」について、考えました。
最も重要なことは 認知 です。
求人募集を行なっても、求職者にそのことを知ってもらえなければ、求人募集していないのと同じことです。
では、認知してもらうためにはどうするか? それは、採用ルートを複数確保することです。
採用ルートとは、会社の求人募集を行なっていることを、求職者に認知してもらうルートのことを言います。具体的には、自社ホームページ、ハローワーク、各種有料求人媒体などです。
お金をかければその分だけ採用ルートを複数持てるため、より認知後が上がり応募数を増やすことに繋がります。
お金をかける上で重要なことは、いつどこにどれだけのお金をかけるか、です。
お金をかけるとしても、無駄なく効率よくかけることで、多額のお金をかけなくても採用することは可能です。

さて、今回は複数ある採用ルートの中で、効率よくお金をかけて(無駄金を省く)採用を行うためには、どのようにすればよいのか? ということを考えていきます。

現在の採用事情から、どのような採用ルートが効率よいのか?

まず、ご理解いただきたいのは、これまでのようにただ有料の求人媒体(ネット広告、有料求人誌など)に掲載すればよい、という時代ではないということです。
よく聞くのは、「〇〇という有料求人サイトに30万円ほどのお金をかけて、6週間ほど掲載したが、応募数0件だった……」という落胆した声です。

有料求人サイトの掲載には、数万円~数十万円ほどかかります。
採用できなければ、単に上記の掲載料が経費としてかかっただけとなり、お金を使っただけで何の成果も無く無駄遣いしただけで終わります。

それだけのお金をかけられるのであれば、自社採用ページ(サイト)を作成すべきです。
自社求人サイトとは、自社の採用のためだけに特化したホームページを言います。

コストをかけずに採用ルートを作る

コストをかけずに、有効な採用ルートを作ることが、できるようになりました。
その仕組みとは、下記のとおりです。

自社採用ページ(サイト) + indeed + ハローワーク

まず初めに取り組むべきは、「自社採用ページ」を作る、作り込む

自社採用ページとは、自社ホームページ内での採用ページ、または自社ホームページとは別の独立した自社採用サイトを言います。

なぜ、最初に「自社採用ページ」を作る、作り込むのか? それは、どこに求人募集を掲載しても、最終的には「自社採用ページ」を求職者が見に来るからです。
求人募集の内容を見て興味を持った求職者は、よりその企業のことを知ろうとして、「自社ホームページ」と「自社採用ページ」を見に来ます。その時に、「自社ホームページ」や「自社採用ページ」が無かったらどうでしょうか。反対にわかりやすく詳細なページが作られていたらどのような印象を持たれるでしょうか。

また、どこに求人募集を掲載しても必ず文字数制限があります。いかに自社が魅力のある企業であっても、限られた文字数の中でアピールするしかありません。求人票だけでは、自社のことを求職者へアピールするといっても限界があるのです。
しかし、自社ホームページであれば文字数制限を気にする必要がありませんので、わかりやすく詳細に自社の魅力・強みをアピールし、応募意欲を喚起することができます。

既に自社ホームページをお持ちの場合には、採用ページの作成、作り込みを行なってください。
自社ホームページですから、あまりお金をかけずにできると思います。作成や作り込みにお金がかかったとしても、一度作ってしまえば、後はサーバー代がかかるぐらいで余計なお金がかかりません。
自社ホームページはサーバー代だけで、365日掲載し続けられる有料求人媒体となります。

自社ホームページとは別に自社採用サイトを作ってもよいでしょう。
自社ホームページと別に作る目的としては、下記のとおりです。

  • 求人票で伝えきれなかった自社の魅力・強みを存分にアピールできる
  • 採用にお金をかけている印象を与えることで、企業として本気で取り組んでいるとアピールできる
  • 自社ホームページと分けることで、内容がごちゃごちゃせずわかりやすくなる
  • 応募者管理ができるサイトを使うことで、選考が楽になる

自社採用サイトには、様ざまなメリットがありますが、新たに作るのであれば、それ相応にお金がかかります。そこで、使える補助金があります。補助金を使うことで、初期導入費と初年度の運用費の50%(上限50万円)まで補助金で賄えます。
一度作ってしまえば、自社ホームページ同様に、それ以降は運用費のみとなります。

 

今回は以上です。
次回は、indeedが出てきたことで、スマホと共に採用環境を変えた、についてお話します。

~自社採用ページ・サイト、補助金にご興味をお持ちの方へ~

上記に記載いたしました、自社採用ページ・サイト、補助金にご興味をお持ちの方は、当事務所までお問い合わせください。

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川﨑 潤一

川﨑 潤一

経歴

社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティング 代表
株式会社ヒューマンブレークスルー認定ESコンサルタント、全国社会保険調査対策協議会会員

財閥系子会社、医療事務・介護事業会社の人事として、採用・給与計算・労働保険手続きを担当し、2011年4月1日に社会保険労務士事務所リーフレイバーコンサルティングを開業。

ハローワークにて「助成金支給申請アドバイザー」として、窓口で支給申請の受理手続き(約700件)、相談・アドバイス、不正受給防止のため事業所への実地調査を行った経験がある。
その勤務経験から、企業に対して現状と今後の展望をヒアリングした上で、最適な助成金の提案・手続きを行っている。

社会保険労務士として、労働社会保険手続き、助成金手続き、就業規則の作成・改定、給与計算、セミナー講師を行う。
その一方で、人事マンの経験を活かし人事コンサルタントとして、採用コンサルティング、従業員満足度(ES)調査・向上コンサルティング、マネジメント能力向上研修(マネージャーMQ)、社会保険調査対策、人事制度構築といった人事コンサルティングにも力を入れている。

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