保育園で給食の悩みが急増中!? 園長・栄養士・調理師のリアルな声と解決策──Nプランニング

MiRAKUU緊急特集！　保育園で給食の悩みが急増中!?　園長・栄養士・調理師のリアルな声と解決策

現場で増える「給食の悩み」。

「食育に取り組みたいけれど、保育士に知識がなく進まない……」
「乳児向けの食育って、どうすればいいの？」
「献立作成や発注作業が負担……」

こうした悩みが、保育現場で増えています。

そこで、MiRAKUU編集部が実際に17園に取材を行い、現場の声を聞いてきました。

今回は、給食サポートシステムを提供しているNプランニングの栄養士の岩井桃子さん・長井倫子さん・内田紋子さんに、その解決策についてお聞きしました！

食育アイデアの悩み

よくある
悩み

乳児だとできることが限られ、食育のアイデアが浮かばない

岩井さんの解決策

「絵本給食」で食材の観察をしながら、保育の中へ自然に食育を取り入れるのはいかがでしょうか？　例えば、絵本に登場する食材を実際に触ったり、給食で提供したりすることで、子ども達の興味を引き出せます。また、食材の成長過程を写真や映像で見せるのも効果的です。
こうした取り組みをスムーズに行うために、今までのリストがまとまっていると便利です。

献立の悩み

よくある
悩み

アレルギーのある園児が多く、食材の制限があるため、アレルギー対応でも美味しく食べられる献立のバリエーションを考えるのに苦労している

長井さんの解決策

アレルギーを持つお子さんが多いと、個別の対応に苦労されることもありますよね。「ミライズキッチン」では食材ごとの調整が可能です。例えば、ごまだけを抜くといった対応もできます。
さらに、栄養価の変化はグラフで確認できるので、不足しがちな栄養素もひと目で把握できます。

発注の悩み

よくある
悩み

食材によって発注先が違うので、システム発注だったり、手書き発注だったり、作業が統一されていなくて面倒

内田さんの解決策

給食の発注ミスは、現場ではよくあることですよね。
対策として、ダブルチェックを習慣にするだけでもミスは減らせます。また、献立と使用する食材を事前に結びつけておくと、発注がスムーズになります。発注リストを統一したり、確認の流れを仕組み化するのも効果的。
こうした工夫を無理なく実践するために、発注管理までサポートできるシステム導入も1つの手ですね。