感染対策アドバイザー検定──"なんとなくの対策"から、"根拠のある安心"へ。

感染対策アドバイザーの資格を取得しませんか?──感染対策アドバイザー協会

感染対策は日々の積み重ねと判断の連続です。

「感染対策アドバイザー検定」に合格した荻窪りとるぱんぷきんずの尾池園長先生とMiRAKUU編集長が、

現場での実践や学びについて語り合いました。

堀川:今年も感染症が流行しましたが、園ではどのような対策をされていますか?

 

尾池:基本は手洗い・うがいの徹底です。 外から戻った際には必ず行なって、日常的に換気も行なっています。 職員も同様に手洗い・うがいを徹底していますし、法人内では「あいうべ体操」など感染しにくい体づくりを意識した取り組みを行なっている園もあります。 職員の健康管理も子ども達を守ることに繋がると考えています。

 

堀川:なるほど、日々の積み重ねが大切なのですね。 その一方で、対策を続ける中で難しさを感じることはありますか?

 

尾池:感染対策は大切ですが、対策を強めることで異年齢交流が減り、経験の機会が少なくなることもあります。 感染対策と子ども達の育ちのバランスは常に悩みどころです。 また、感染すると保護者の方がお仕事を休む必要もあるため、判断には責任を感じます。

 

堀川:確かに、園だけでなく保護者の生活にも影響しますよね。ちなみに、実際に感染者が出た場合はどのように対応されていますか?

 

尾池:数名出た段階で、園の状況を保護者へお知らせします。 早退者数や年齢別の状況を共有し、症状があれば無理せず休んでいただくようお願いしています。 園内では消毒の濃度や頻度を上げ、環境面の対策も強化します。

 

堀川:こまめな情報共有が安心に繋がりそうですね。 保護者への伝え方で工夫されていることはありますか?

 

尾池:特別なアピールというより、状況をこまめに伝えることを大切にしています。 感染症の特徴や再発熱の可能性なども事前に共有します。 日々の消毒も、お迎え時に消毒の匂いがすることがあるようで、「しっかり対策している」と感じていただけることもあります。 プライバシーに配慮しながら、必要な情報は丁寧に伝えるようにしています。

 

堀川:日常の取り組みそのものが信頼に繋がっているのですね。 そうした中で、感染対策を”見える形”にすることについては、いかがでしょうか?

 

ミントリーフ元住吉園 堀井先生

尾池:ちょうど、根拠ある感染対策をすることと、対策しているということの保護者への可視化に繋がるものはないかなと考えていた時に、感染対策アドバイザー検定のことを知り、講義を受講して検定も受けてみました。 受講といっても、好きな時間に動画で学べて、必要なところは何度も見返せるので取り組みやすかったですね。

 

堀川:実際に受けてみて、内容の印象はいかがでしたか?

 

尾池:講義はテーマごとの動画形式で分かりやすく、知っていることから新しい知識まで幅広く学べる印象でした。 また、人は1時間に20回以上顔を触るというデータを見て、距離の近い子ども達の環境では感染リスクが高いことを、根拠としてあらためて実感しました。

 

堀川:根拠があることで、現場や保護者への説明もしやすくなりそうですね。

 

尾池:そうですね。 こういった感染対策をまずは職員に共有し、園全体で理解を深めていきたいですし、入園説明会や懇談会などの機会に保護者の方にもお伝えできたらと思っています。 また、検定に合格したら合格検定証がいただけるということなので玄関などに掲示することで、「こういう学びをしている園なんだ」と安心感に繋げられると思います。 保護者の方との会話のきっかけにもなりますし、感染対策への取り組みを見える形で伝えられるのは大きいですね。

(MiRAKUU vol.54掲載)
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